東京都品川区の商業施設のネムノキの移植工事を行いました！！

悪条件である真夏の7月中旬に、大きくなりすぎたネムノキを急ぎで移植を行って欲しいとの依頼があり、現地調査の上、施工を行いました。

本来ネムノキの移植適期は、暖かくなり始めた3月〜4月頃です。

真夏の移植は、枯れるリスクがかなり高く、持っている知識をフル活用し、作業を進めました。

マメ科の植物には、根粒菌という大気中の窒素を栄養に変えてくれる菌と共生しているため、移植先に根の周りの土を出来るだけ持っていくようにしました。

また、葉を手でむしり量を減らした上で、蒸散防止剤を散布、根には発根促進剤を散布後、根を乾かさないように、素早く施工を行いました。

（希釈濃度やタイミングなどは秘密です.......）

電気設備の配管が数本ありましたが、根の状態が良かったため、素早く丁寧に掘り取ることができました。

9月末に現地確認を行ったところ、元気に葉を展開しており、無事移植成功していました。

難易度の高い工事でしたが、成功させることができ、お客様にも喜んでもらえ、安心しました。

今後も定期的に状態を確認しながら、経過観察を行なっていきます！！