横浜市青葉区の個人邸でツバキの移植を行いました！！

道路に越境しているツバキを移植してほしいとのご依頼があり、施工を行いました。

 

常緑樹の移植適期は、一般的には、新芽が動き始め根の伸長が促進される3月〜5月（梅雨前）です。

 

今回4月中旬の施工であり、新芽も少し動いていたためため、時期としては問題なかったのですが、写真のように、給水配管、ガス管が近接しており、作業場所も狭く、不安要素が多い作業となりました。

 

また、移植の際、剪定も行う必要があるため、剪定を行いました。

 

移植は根を切断するため、根から吸収する水分量が減ります。

 

このため、葉から蒸散する水分量とのバランスを保つため、枝葉を減らすために剪定を行います。

 

 

剪定後の掘り取りは、狭い中での作業でしたが、問題なく掘り上げることができました。

 

剪定を行い、幹が大きく露出し、幹焼けの心配があったため、緑化テープでの幹巻きにより幹の保護を行いました。

 

最後に、お客様に水や消毒など、管理の説明をさせていただき、無事作業終了することができました。

 

 

追記

 

ツバキは、チャドクガという毛虫が発生するため、消毒をする必要があります。

 

チャドクガは、毛に強い毒を持つため、触ってしまうと毛が皮膚に刺さり、その毛が動いているうちに身体中に広がり、広範囲で肌がかぶれてしまいます。

 

また、一度発生すると抜け殻を残し、この抜け殻だけでも肌がかぶれます。

（数年前の抜け殻でも、この現象は起こります。）

 

今回の作業でも、抜け殻が残っており、作業員の肌が広範囲でかぶれていました。

 

ツバキを管理する際には、必ず消毒を行う様にしてください。