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伐採においてユニック車で効率化する方法とは!高所作業車や手作業との違いも比較

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伐採においてユニック車で効率化する方法とは!高所作業車や手作業との違いも比較

伐採においてユニック車で効率化する方法とは!高所作業車や手作業との違いも比較

2025/05/09

伐採作業を依頼したいけれど、「狭い場所での作業は難しいのでは?」「トラックやクレーンが入らない現場は無理なのでは?」と不安を感じていませんか?特に都市部や斜面といった特殊地形では、重機の操作や安全確保に高い専門性が求められます。さらに、作業費や追加料金、事故リスクまで考えると、判断が難しいのが現実です。

実は、ユニック車を活用した伐採は、そんな悩みを解消する有効な手段として注目されています。ロープやクレーンを組み合わせた高所作業や枝打ちにも柔軟に対応でき、荷台を利用した木材搬出も効率的。現場での固定位置や操作手順を丁寧に整備することで、滑落や倒壊などの危険を最小限に抑える工夫が徹底されています。

このページでは、ユニック伐採が高所作業車や手作業とどう違うのか、どのような現場に最適で、どんな安全対策や設置方法がとられているのかを実例と共にわかりやすく解説します。

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カンファルト株式会社は、造園土木を手掛け、快適な緑の空間づくりをご提供しています。公園や庭園の設計・施工から、植栽管理まで幅広いサービスを行っており、特に伐採サービスでは、安全かつ迅速に不要な樹木の処理を実施します。豊富な経験を活かし、地域に密着したサービスをご提供し、お客様のご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。環境に優しい施工を心掛け、安心してご依頼いただけます。

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目次

    ユニック車とは?伐採に使われる理由と基本構造をやさしく解説

    ユニック車の定義と特徴

    ユニック車とは、トラックの荷台部分に小型クレーンを搭載した作業車両であり、正式には「車両搭載型小型移動式クレーン」と呼ばれています。建設現場では建材の積み下ろしに多く利用されてきましたが、近年はその操作性と可搬性の高さから、伐採や抜根などの造園・林業分野においても不可欠な重機として認識されています。

    伐採現場では、木材の搬出や高所の枝打ちなど、人力では難しい作業にユニック車が活躍します。特に高所作業車を使えない狭小地や道路沿い、傾斜地においても、クレーン機能と荷台の組み合わせにより効率的かつ安全に作業を進めることができます。

    伐採対象の木が大径木であるほど重量も増し、枝の位置も高所に及ぶため、クレーン機構とロープの併用が必要になります。ユニック車のクレーンは荷台から直接吊り上げが可能なため、木の一部を切断しながら吊り下ろす「段切り伐採」が実現できます。

    ユニック車は下記のように用途によって複数の種類があり、それぞれの車両構造が伐採作業の効率に直結します。

    表 ユニック車のタイプ別特徴と適用現場

    ユニック車の種類 特徴 適した伐採現場
    標準型(2トン・3トン) 小回りが利き、狭小地対応が可能 都市部住宅地・道路沿い・庭木の撤去
    中型(4トン・6トン) クレーン能力が高く積載量も多い 中規模伐採・公園整備・空き地整備
    大型(10トン以上) 高所作業や大径木にも対応し長尺木材も搬送可能 山林伐採・急傾斜地・造成地での大規模伐採工事

    建築業界においては鉄骨資材などの重搬送に使われているユニック車が、造園や林業の現場では木の重量や高さという異なる負荷に対応する道具として再評価されているのです。

    吊り上げ能力と使用時の制限事項

    ユニック車の導入を検討するうえで最も重要なポイントのひとつが、吊り上げ能力、すなわち「どの程度の重量まで安全に吊り上げることができるか」という点です。作業時には、対象となる伐採木の太さ・長さ・湿度によって重量が大きく変動します。そのため正確な吊り上げ能力の理解は、現場での安全と効率の両立に直結します。

    一般的に、ユニック車のクレーンには「定格荷重」という数値が定められており、これはブーム(アーム)の長さや角度、吊り上げ位置に応じて細かく異なります。

    表 ユニック車の定格荷重の一例

    車種タイプ 吊り上げ最大重量(近距離) ブーム最長時の吊り上げ可能重量
    小型ユニック(2t車) 約990kg 約250kg
    中型ユニック(4t車) 約2,930kg 約750kg
    大型ユニック(10t車) 約4,900kg 約1,500kg

    ※実際の能力はクレーンの型番・ブーム伸長角度・アウトリガーの展開状況により異なります

    注意すべき点は、地盤や設置面の安定性により、安全に作業が行えるかどうかが左右されることです。仮に重量に対する能力を満たしていても、設置場所がアスファルトや砂利など不安定な場合、スタビライザー(アウトリガー)を確実に展開し、荷重分散用の敷板を用いなければ転倒事故につながる恐れがあります。

    また、作業現場が坂道や斜面の場合はより慎重な判断が求められます。設置角度や位置が不安定になると、吊り上げ中にクレーンが片寄り、荷崩れを起こす危険性が増します。このような場合には、斜面作業に特化したサポート機器や作業員によるロープ操作を併用し、安全を確保します。

    地盤条件・作業半径・重量・天候・設置位置という5つの観点から、「この場所でこの木が吊れるか」を事前に確認する必要があるため、伐採の現場ではプロによる現地調査が不可欠です。

    さらに、安全作業に必要な注意点として、以下のような要素があげられます。

    リスト ユニック車の吊り作業で注意すべきポイント

    1. 地盤の強度確認と敷板設置の徹底
    2. ブーム角度・吊り荷位置の調整
    3. 荷崩れ防止のためのロープによる固定
    4. 周囲障害物(電線・建物)の有無確認
    5. 操作中の声かけやアイコンタクトの徹底

    どんな現場でユニック車での伐採が選ばれる?

    狭小地や都市部での活用例

    都市部や住宅密集地では、伐採作業における最大の課題が「作業スペースの確保」と「安全性の担保」です。こうした環境で活躍するのが、コンパクトかつ高性能なユニック車です。建物が隣接する場所や電線が張り巡らされた道路沿いなど、人手だけでは対応が難しい現場において、ユニック車の高い吊り上げ能力と省スペース性が重宝されています。

    ユニック車は、荷台に設置されたクレーンにより伐採した木材をその場で吊り上げ、トラックに直接積載できます。これにより、クレーンでの吊り下ろしと積み込みが一連の流れで行えるため、高所作業車や重機を複数台導入する必要がなく、結果的に道路使用制限や騒音対策にも有効です。

    また、高所や狭所での作業では、ハシゴやロープによる枝打ちなども並行して行われます。ユニック車はその構造上、作業員が荷台上から安全に作業を進められるため、転落や資材落下といったリスクを最小限に抑えることができます。

    以下のように、ユニック車が導入されやすい都市部の事例を分類して整理しました。

    表 都市部でのユニック伐採対応現場例

    対応現場 特徴 ユニック車の利点
    住宅街の庭木伐採 狭小地で隣家との距離が近く、騒音制限あり 小型ユニックの導入で迅速・静音・安全作業を実現
    道路沿いの街路樹管理 通行車両や電線が多く、作業時間が限られている クレーンで素早く吊り上げ、交通規制時間内に作業完了
    商業施設敷地の植栽整理 営業中の安全確保が求められ、長時間の作業ができない 夜間作業や短時間施工にも対応可能
    公園内の高木の剪定・伐採 通行人や遊具との距離が近く、落下物対策が不可欠 荷台からのロープ操作と部分伐採で安全確保

    このような都市部での作業には、ロープによる固定、部分的な伐採、荷台での細分解体などの技術が求められ、ユニック車はその柔軟性で圧倒的な対応力を発揮します。

    斜面や山間部での伐採対応力

    山間部や急斜面などの難所では、一般的な伐採作業とは異なる高度な技術と重機の対応力が求められます。こうした過酷な環境下でユニック車が導入される理由は、他の機材に比べて柔軟な設置・操作が可能である点にあります。

    急傾斜地においては、作業者の足場が不安定で、チェーンソーや伐採用クイックソーを扱うだけでも危険を伴います。ユニック車は、アウトリガーを用いて地面に安定して固定できる構造になっており、斜面でも車両自体を水平に保つことで、安全かつ正確な吊り作業を実現します。

    また、山林の伐採では「伐採後の木材搬出」が大きな課題になりますが、ユニック車は吊り上げから積載、搬出までを一台でこなせるため、林道のような限られたスペースでも効率的な作業が可能です。

    以下に、斜面対応におけるユニック車の作業力を可視化した表を示します。

    表 斜面伐採におけるユニック車の活用要素

    対応課題 一般対応方法 ユニック車の利点
    足場の不安定さ 枕木・足場板などでの簡易整地 アウトリガーと荷重分散板で安定確保
    木材の搬出 ロープで引き上げ、人力搬出 クレーンで吊り上げ、荷台に直接積載可能
    高木伐採の分割作業 手動チェーンソーでの段切り クレーンで吊った状態で安全に切断できる
    危険区域の接近制限 作業員が徒歩で木に接近し切断 クレーンによる遠隔操作で直接木に近づかずに作業できる
    長距離搬送 ウインチやキャリアでの運搬 伐採→吊上げ→積載→搬出が一連で完了

    ユニック車での伐採の作業工程と使用機材リスト!

    伐採現場での事前準備と確認項目

    ユニック車を用いた伐採作業において、事前準備の徹底は安全性と効率性を左右する最も重要なプロセスのひとつです。特に都市部や住宅地、学校周辺、傾斜地など、状況に応じて複雑な環境条件を抱える現場では、確認不足による事故や作業遅延のリスクが高まります。そのため、現場入りする前の段階での綿密なチェックが不可欠です。

    まず確認すべきは対象となる樹木の樹種とその性質です。広葉樹や針葉樹では伐倒時の割れ方や重量バランスが異なるため、使用するロープの強度やクレーンの吊り角度にも影響が出ます。次に重要なのが高さと直径の測定です。樹高10メートルを超えるような木では、クレーンのブーム長との整合性を確認し、荷重の分散を意識した作業が必要になります。

    周囲障害物の把握も欠かせません。電線、看板、建物などの近接物が存在する場合、旋回半径や吊り下げ距離に制限が生じるため、荷台や高所作業車の配置を事前に計画することが求められます。特に高所作業車を併用する場合、進入路の幅や舗装状態など、トラックの走行可否まで含めた道路環境の確認が必要です。

    地盤の状態も見落とされがちなポイントです。土質が緩く沈下や滑りやすい箇所では、アウトリガーの固定力が不安定になり、クレーン作業に大きな支障が出ます。このため、地盤が軟弱な場合は鉄板やスタビライザーを追加で準備し、トラックの傾斜を防ぐ対応が必要になります。

    以下に伐採前に確認すべき主な項目をまとめたチェックリストを掲載します。

    確認項目 内容例
    樹種と性質 針葉樹・広葉樹の違い、枝張りの広さ
    樹高と太さ 高さ10m以上・直径30cm以上は事前報告要
    周囲障害物 電線、建築物、通行人の動線
    地盤の状態 柔らかい土壌、雨天後のぬかるみ、斜面傾斜度
    作業スペースと搬出路 トラックが進入可能な幅、退避可能な荷台配置、交通誘導の必要性

    使用される代表的な機材とその役割

    ユニック伐採における安全で効率的な作業を支えるのは、精密に選ばれた各種機材の適切な運用です。特に都市部や傾斜地といった環境条件が厳しい現場では、1つ1つの機材の特性を熟知し、相互の連携を考慮した機材構成が求められます。

    まず中心となるのはユニック車本体です。トラック荷台に小型クレーンを搭載したこの機材は、重量物を持ち上げるだけでなく、そのまま運搬まで行える機動性が特徴です。最大吊り上げ荷重は一般的に2.9トンクラスが多く、作業場所に応じて3段・4段ブームを選択することで、水平移動や高所対応の柔軟性が向上します。

    伐採対象の木を直接切る道具として使用されるのは、主にエンジン式チェーンソーと電動式のクイックソーです。前者は伐倒力が強く、太幹にも対応できますが、後者は枝打ちや高所作業に適した軽量設計で、安全性と機動性を両立しています。いずれも振動軽減機能や自動オイル供給機構があり、長時間作業でも疲労を抑える設計が求められます。

    木の落下防止や、枝を吊り下げながら切断する際に使われるのがロープとプーリーです。ロープは高耐久のナイロン製、直径10~12mm程度のものが一般的で、摩耗や熱に強く滑らない素材が選ばれます。これを支えるプーリーとの連携により、枝の落下衝撃を緩和し、荷重を分散させながら安全に降下させることができます。

    また、作業者の安全を確保するためには、高所作業車やフルハーネス、安全ベルトなどの装備も欠かせません。これらは厚労省が定める労働安全衛生規則に基づいて適正に使用されるべきであり、特に高所作業では落下制御装置付きの二重ロック機構を備えた装備が推奨されます。

    代表的な使用機材一覧を以下のようにまとめます。

    機材名 主な用途 特徴
    ユニック車 木材の吊り上げ・運搬 最大吊り上げ2.9t、3~4段ブーム仕様あり
    チェーンソー 幹・太枝の切断 ガソリン式、高トルク
    クイックソー 細枝や高所枝の切断 軽量で取り回しやすく、高所作業に最適
    ロープ・プーリー 吊り伐り・落下制御 耐摩耗性ナイロンロープ、滑車で負荷分散
    高所作業装備 作業員の安全確保 ハーネス・安全ベルト・ヘルメットなど装着必須

    作業当日の流れと安全対策

    ユニック車による伐採作業は、当日のスケジューリングと安全確保の徹底によって成り立っています。段取り次第で作業効率やトラブル回避率が大きく変わるため、ここでは一般的な流れとその中で実践される安全対策を時系列で解説します。

    まず作業開始前に実施されるのが現地での再確認とミーティングです。作業責任者による全体の流れ説明、機材の最終点検、緊急時の対応手順確認などが行われ、全員が同一の認識で作業に臨むよう統一されます。

    続いてユニック車の設置作業が始まります。荷台を水平に保つためにアウトリガー(脚部)を展開し、設置面が柔らかい場合は鉄板を敷いて荷重を分散させます。ここでは車両が傾かないよう水準器などで水平を確認することが基本です。

    吊り下げ作業に移る前に、吊り荷(伐採木)に対する結束が正しく行われているか確認します。この時、ロープの固定点や枝打ち位置は慎重に選定され、安全な切断と落下制御ができるように調整されます。

    以下に、作業当日の一連の流れをまとめました。

    時間帯 作業工程 主な内容
    08:00 作業前ミーティング 作業責任者による全体指示、安全対策、役割分担の確認
    08:30 ユニック車設置 水平設置・アウトリガー展開・設置位置調整
    09:00 結束・吊り作業準備 ロープ固定、伐倒方向確認、危険エリア立ち入り制限設定
    09:30 伐採・枝打ち 高所作業車やチェーンソーを用いた安全切断と枝処理
    11:00 木材降下と搬出 吊り伐り後の木材を荷台へ、通行人・道路への安全配慮

    坂道・斜面でのユニック伐採は可能か?

    作業可否を判断する傾斜角度と設置条件

    ユニック車を用いた伐採作業は、都市部や平坦な場所だけでなく、斜面や坂道といった複雑な地形でも対応が求められることが増えています。しかし、傾斜地での作業には高い安全基準と的確な判断が不可欠です。まず検討すべきは、ユニック車が安全に設置できるかどうかという点です。これには「傾斜角度」と「設置スペース」の2つの要素が大きく関係します。

    一般的に、ユニック車が安定して作業可能とされる最大傾斜角度は約5度から10度以内とされており、それを超える斜面では特別な措置が必要になります。傾斜がそれ以上になる場合には、地盤の補強やスタビライザー(アウトリガー)による補助が前提となります。スタビライザーとは、クレーン付きトラックが地面にしっかり固定されるように伸ばす装置で、設置時には必ず水平を保つ必要があります。

    次に設置スペースの確保ですが、ユニック車の荷台やクレーン部分を含めると、少なくとも長さ6〜8メートル、幅3メートル程度の作業空間が必要です。斜面ではこのスペースの確保が難しくなるため、場合によっては車両を斜面の手前に停車し、アームを伸ばして作業する「延伸作業」が行われます。

    以下の表は、斜面での設置可否を判断するための基準を整理したものです。

    評価項目 基準の目安 備考
    傾斜角度 5度以下 安全に作業可能な範囲
    傾斜角度 5〜10度 スタビライザー併用で対応可
    傾斜角度 10度超 原則不可。特殊措置が必要
    設置スペース 長さ6〜8m×幅3m以上 荷台・アームの回転空間を含む
    地盤の硬さ 中程度以上(舗装または締固め済) 柔らかい地盤は補強必須
    障害物(電線・枝) 半径3〜4m以内に無いこと クレーン旋回範囲を確保

    滑落・転倒を防ぐためのポイント

    傾斜地でのユニック伐採作業において最も懸念されるのが「車両の滑落」および「作業員の転倒」による事故です。特に地盤が緩い、または雨後などで湿っている環境では、わずかなミスや油断が重大な災害につながるおそれがあるため、入念な安全対策が求められます。

    まず、ユニック車両の滑動を防ぐ基本装備として「輪止め」が挙げられます。輪止めは車輪の動きを物理的に阻止する装置で、必ず前後両輪に2つずつ、合計4つ使用するのが推奨されています。輪止めの設置位置には傾斜方向の「手前」に集中させ、万が一の車両後退を確実に防止します。また、輪止めだけで不安な場合は、車両の後方に「土嚢」や「鋼製ブロック」を配置することで二重の安全を確保します。

    さらに、斜面上での安定作業のために、補助器具や地盤改良材を活用するケースもあります。代表的な補助資材としては以下の通りです。

    補助器具・資材 用途と役割
    滑り止めシート タイヤ下に敷き、摩擦力を高めて滑動を防止
    アウトリガーパッド スタビライザー下部に設置し、荷重の分散と沈下防止
    木製スロープ 地形に合わせて車体を水平に近づける
    鉄板 地盤が緩い場合に敷設し、安定した設置面を確保
    補助ロープ ユニック車を手前の樹木や構造物に固定し滑落を防ぐ

    作業員自身の安全も万全を期す必要があります。たとえば、斜面で伐採作業をする場合は必ず「安全帯」を装着し、「ロープ」によって体を固定した状態で行動します。特に急斜面では、伐採対象の根元に向かうだけで大きな危険を伴うため、ロープと「ハーネス」を併用するのが鉄則です。さらに、ハシゴの使用は最小限に抑え、可能であれば「高所作業車」を活用して足場の確保された状態で作業するのが理想的です。

    また、斜面伐採では風の影響も考慮しなければなりません。伐採対象の木が風で大きく揺れると、伐倒方向が予測できず、クレーン作業やロープ操作にも支障をきたします。そのため、強風が予測される日は作業を延期する判断も必要です。天候条件と現場状況を総合的に見極め、危険を最小限に抑えることがプロの責務です。

    人的補助についても忘れてはなりません。必ず複数名で作業にあたり、1名は常に周囲の安全確認を行う「監視係」として配置します。また、作業前には全員で作業手順・緊急時対応を確認するミーティングを実施し、万一の事態に備えます。

    安全確保のためのチェックリストを以下にまとめます。

    チェック項目 確認内容
    輪止めの有無 前後に設置され、ずれ・破損がないか
    滑り止め資材の使用 シート・鉄板・木材が適切に配置されているか
    人員配置と役割分担 監視係・作業員・補助員などが明確か
    安全帯・ロープの使用 正しく装着され、落下の危険がないか
    天候と風速の確認 強風・雨天時は作業延期を検討しているか

    これらを徹底することで、坂道や斜面という過酷な環境下でも、安全かつ効率的なユニック伐採が実現できます。プロの現場では「起こりうるリスクをゼロに近づける努力」が、作業品質の根幹を成しています。

    他工法との違いを明確化 高所作業車・手作業伐採との比較

    ユニック車と 高所作業車!対応範囲と安全性

    ユニック車と高所作業車は、どちらも伐採現場で活躍する代表的な重機ですが、その対応範囲や安全性においては明確な違いがあります。特に市街地や高所作業、樹木の種類や周辺環境によって、最適な選択は大きく異なります。ここでは、ユニック車と高所作業車の性能や安全面を徹底比較し、それぞれが選ばれる場面を明確化します。

    まず、最大到達高さに注目しましょう。高所作業車はブーム(伸縮アーム)を用いて、高さ15〜30メートル程度まで作業員が安全に作業できるように設計されています。一方、ユニック車のクレーンは吊り上げ用途で設計されており、荷の操作はリモコンなどで地上から行うため、高さ20メートル程度の吊り作業まで対応できますが、作業員を直接高所へ持ち上げる機能はありません。したがって、作業者が枝打ちや除伐を行う必要がある場合、高所作業車が適しています。

    次に、安全性です。高所作業車には作業員が乗るバスケットにセーフティーハーネスを固定するための装備があり、転落リスクを大幅に軽減します。ユニック車は吊り荷の操作が中心で、基本的には作業員がロープを用いて枝を誘導するスタイルとなるため、事前に十分な地上整備と補助員の配置が不可欠です。

    また、以下のように対応範囲の観点からも選定基準が分かれます。

    比較項目 ユニック車 高所作業車
    操作性 地上からリモコン操作 作業員がバスケット内から操作
    到達可能高さ 約20m(吊り荷) 約15〜30m(作業者同乗)
    安全確保手段 補助員とロープ固定、作業スペース確保 セーフティーハーネス+作業車内装備
    設置条件 地盤強度が高い場所 平坦地が前提、狭小地では非対応な場合も

    また、以下のような疑問を持つ読者も多いでしょう。

    ・「どちらの方が狭小地に向いているのか?」
    ・「高所作業車の方が安全なのか?」
    ・「ユニックは人を吊れるのか?」
    ・「傾斜地で使えるのはどちらか?」
    ・「設置スペースが狭い場所ではどう判断すべきか?」

    これらに対しての回答として、狭小地や障害物が多い都市部では、ユニック車のコンパクトな操作性と柔軟な設置力が有利に働きます。一方、垂直的な高さが重視される伐採や、作業者の直接操作が必要な枝打ちでは高所作業車が適しています。

    このように、作業内容・地形・障害物・安全性・対応高さといった複合要素を加味して判断することが、事故のリスクを減らしつつ効率的な伐採につながります。

    ユニック車と手作業!コストと効率性

    ユニック車と手作業による伐採の最大の違いは、コストと作業効率にあります。手作業伐採は、チェーンソーやロープなどを用い、作業員が地道に対応する伝統的な方法ですが、現代の複雑な伐採現場においては、ユニック車を活用した機械化が急速に進んでいます。

    まず、コストに関して。手作業は初期投資が不要な反面、人件費が嵩む傾向にあります。特に高木の伐採や、重量木材の搬出には複数人の人員と時間が必要になり、結果的にトータルコストが高くなるケースも少なくありません。一方、ユニック車を使用すれば、1台の重機で吊り下ろし、移動、積載までを一括で行えるため、時間と人員の削減が可能です。

    加えて、次のような効率性の差も明確です。

    比較要素 ユニック車伐採 手作業伐採
    作業スピード 高速、1本あたり数十分で完了 人力中心、数時間かかることも
    作業人数 重機オペレーター+補助員1~2名 作業者3~5名以上が必要
    搬出効率 荷台に直接積載し迅速に搬出可能 手作業で運搬、トラックに積み替え必要
    コスト構成 重機使用料+人件費 人件費が中心
    難所対応力 クレーンでの吊り操作により柔軟 地形条件によっては対応困難

    このように、ユニック車は初期費用や設備が必要な分、長期的な視点で見ると圧倒的に高効率で低コストになるケースが多いのです。

    比較表で見る3方式の特長と使い分け

    ここでは、ユニック車伐採・高所作業車伐採・手作業伐採という3つの代表的な伐採工法を、主要な評価軸に沿って比較し、それぞれの特長と選定ポイントを明確にします。

    比較項目 ユニック車伐採 高所作業車伐採 手作業伐採
    適応現場 狭小地、障害物多い現場 開けた場所、高木伐採に最適 軽作業・低木伐採向け
    必要人員 2~3名(オペレーター+補助員) 2~3名(作業車操作含む) 3~5名(人力中心)
    コスト感 初期費用高いが短時間で済み割安傾向 中程度、安定価格 作業時間に比例して高くなる傾向
    作業時間 迅速(1本数十分) やや時間がかかる 長時間(数時間以上)
    安全性 設置・吊り・誘導で工夫が必要 セーフティー装備で高い 人的リスクが比較的高い
    搬出の容易さ 荷台に積載しそのまま運搬 車両への積み替え必要 手作業で積み込み、時間がかかる

    この表からも明らかなように、現場の条件や重視する要素によって最適な工法は異なります。短時間で効率的に作業を終えたい場合はユニック車が有効ですし、安全性を重視する場合は高所作業車、コストを最小限に抑えたい軽作業なら手作業も検討対象となります。

    まとめ

    ユニック車を活用した伐採作業は、都市部の狭小地や斜面など、従来の重機では対応が難しかった現場において、安全かつ効率的に木を処理する選択肢として注目されています。クレーンによる高所作業や荷台の活用による伐倒木の回収、さらにはロープを使った固定作業など、多角的な運用が可能である点が、他工法との差別化ポイントです。

    実際、ユニック車は最大で数トンまでの重量物を吊り上げる能力を持ち、地盤の安定性やスタビライザーの設置条件を満たせば、斜面地や高所でも安定した作業が可能です。特に、伐採用クイックソーや高所作業車との併用により、効率と安全性の両立が実現されています。重機やクレーンの導入に不安を感じる方も多いですが、こうした実績を知ることで導入のハードルが下がるはずです。

    「作業中に倒木が道路に落ちるのでは?」「人力では間に合わない広範囲の作業も頼みたい」といった悩みを抱えているなら、ユニック伐採は一つの確かな答えとなります。加えて、現在も現場導入が進んでおり、信頼性の高い技術として広がりを見せています。

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    よくある質問

    Q. 坂道や斜面でもユニック車による伐採は本当に安全ですか?
    A. ユニック車はスタビライザーによる車体固定が可能で、安定した地盤が確保できれば傾斜10度前後までなら作業可能とされています。ただし、滑落リスクが高まるため、クレーンの操作やロープの張り方、高所作業車との併用など、作業者の熟練度が大きく影響します。実際の事例では、斜面角度や地盤の状態を測定したうえで、安全な設置位置や作業手順を選定し、補助器具を活用して作業を行っています。危険を未然に防ぐため、現場に応じた対応ができる業者選びが重要です。

     

    Q. ユニック車と高所作業車では、どちらの伐採が効率的ですか?
    A. 一般的に、ユニック車は荷台とクレーンを一体化しており、伐採から搬出までを一貫して行えるため、高所作業車と比較して作業効率に優れる場面が多くあります。例えば、木の高さが10メートル以上で伐倒範囲が広い現場では、クレーンの吊り上げ能力と高所作業装備によって迅速かつ安全な対応が可能です。逆に、細かな枝打ち作業や狭小空間では、高所作業車のほうが小回りが利くケースもあります。伐採方法の選定には、現場の広さ、障害物の有無、重機の搬入経路などを総合的に判断する必要があります。

     

    Q. 作業当日に近隣トラブルにならないか心配です。どんな配慮がされていますか?
    A. ユニック伐採では、作業中の騒音や振動が発生するため、近隣住民への事前周知が不可欠です。実績のある業者では、作業前に「作業範囲の説明」や「通行規制の案内」などを記載した通知文を配布し、近隣トラブルを未然に防ぐ体制を整えています。また、作業員の配置も考慮されており、通行人や周囲の安全を確保するための誘導員を配置することが一般的です。加えて、伐倒の際にはクレーンやロープによる固定作業を徹底し、危険が及ばないよう綿密な対応がとられています。安全面と配慮が両立されているかを見積もり時に確認すると安心です。

    会社概要

    会社名・・・カンファルト株式会社

    所在地・・・〒157-0067 東京都世田谷区喜多見4-22-11

    電話番号・・・03-5335-9631

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    カンファルト株式会社
    〒157-0067
    住所:東京都世田谷区喜多見4-22-11
    電話番号 : 03-5335-9631
    FAX番号 : 03-5335-9634


    枝木を伐採する東京の職人

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